地球温暖化の影響なのでしょうか。現在ではわが岩手県でもコシヒカリの栽培ができる環境になってきました。かつては、福島県以南が適地とされてきたものですが、現在では岩手県の指定銘柄にもなっています。
というわけで、我が家でもコシヒカリに挑戦。できました!さすがは、ひとめぼれの生みの親と言われるだけあって、良食味です。食味値検査を受けましたら、83の特A米と言われました。
我が家のコシヒカリは、ひとめぼれに比べてやや、粘りの薄いさらりとしたおいしいお米になりました。食べやすいお米だと思います。
栽培方法は、科学合成農薬と科学肥料を栽培基準の5割減の特別栽培です。
このところの温暖化の進展で、かつてのコメどころと言われてきた地域の気温上昇で、各地で稲の高温障害が発生しているようです。北のコシヒカリをどうぞご賞味あれ。
ご承知のように、ミルキークィーンとは、コシヒカリの突然変異で、ご飯が固まる成分となるアミロースが通常の半分しかないお米です。ご飯にすると、モチモチした食感で冷めてもごわごわしない。冷めてもモチモチしているのが最大の特徴です。したがって、冷めたご飯を食べなければならない、お子さんや旦那さんのお弁当に入れるご飯として最適なものです。
食味値は87ありました。
コシヒカリですから、どんなお料理にも合うお米だと思います。
炊くときは、冷たい水からじっくりと時間をかけて炊き上げるのが肝要です。水加減は、お好みで。新米だからといって、水を減らす必要はありません。昔は、天日干しで乾燥が不十分だったために水を減らすことを行ったのであって、今日では水分はマイコンでコントロールされていますので、普通の水加減でいいのですね。
お米を炊くときに、お水をやや少なめの「かため」に調節すると、おいしく炊けます。2〜3回もすれば水加減には慣れると思います。
水加減を1割ほど少なめにしてください。電気炊飯器の場合では、1合を炊くときは「ややかため」ラインに設定。8合炊くときは、7合目盛りでちょうどいい加減になりました。あとは、お好みで調整してください。
通常は、普通のお米より価格が少し高めに設定されていますが、うちはみな同じにしています。
お試しください。