美味しいお米 ヒトメボレ 暮坪米の美味しさの秘密

冒頭に………

ネット上には、実際の現実と異なる内容が、あたかも「事実」であるかのように表記しているものが多々見受けられます。たとえば「アイガモ農法による低農薬の有機栽培米」だとか、県認証では、「5割の減農薬・減化学肥料栽培」しかあり得ないのにもかかわらず、5割以上の減農薬栽培の認証が取れているかのような表記だとか、いろんなことが書かれております。

農協を認証機関としている場合は、農協の指定した農薬と化学肥料以外のものを使用したものは認められておりません。自分ひとりで主張しているだけなのです。

また、「低農薬の有機栽培」という表記は間違いです。有機栽培とは、無農薬無化学肥料栽培を繰り返して、2年目(転換期間中有機栽培)、3年目以降を「有機栽培」と表現できることに法律で定められているのです。低農薬=農薬を使用しているものに有機栽培という規定はできないのです。

紫波町の豊かな自然に育まれた「おいしいお米」

田植え風景おいしいお米が食べたくて、無化学肥料栽培を始めました。訪ね歩いて、「岩手有機の会」というお米の有機栽培では全国に名をとどろかせているグループの末席に滑り込み、諸先輩のアドバイスと援助を受けて、何とか収穫したお米です。本当におんぶに抱っこで面倒を見ていただきました。

暮坪農場では
無農薬・無化学肥料栽培
減農薬・無化学肥料栽培(慣行栽培の8割減農薬=田植えの時に1回除草剤を散布するだけの減農薬)

田植え風景私の無農薬・無化学肥料栽培米は、紫波町東南部の妙法山から流れ出る沢の源流に近い山際の田んぼで栽培しています。

普通栽培米
そして、トマト栽培牧草栽培に取り組んでおります。

沢にはイワナが飛び跳ね、夏はホタルが飛び交い、田んぼではカエルが合唱し、ドジョウ、イモリが泳ぎまわっています。
畦畔(けいはん)からはワラビが顔を出します。

無農薬・無化学肥料への長い道のり

耕作放棄されていた田んぼの木を切り、木の根を除去し、原野と化していた荒地を"開墾"し、沢に橋をかけてもらうなど2年がかりの諸作業を通して、なんとか今春、稲の作付けにこぎつけました。まだまだ手をいれなければなりません。

言い換えると、過去8年間はまったく化学肥料の入っていない土地ですから、化学肥料の残効も切れて、折り紙つきの"無農薬・無化学肥料栽培米"です。

除草剤をはじめ、農薬をまったく使わないということは、食べる側から言うと健康この上なく結構なことですが、製造する側から言うと大変なことなのです。
まず、田んぼは雑草の山。除草機を押し、手で除草作業を繰り返す。途中で草に負けてしまうこともありました。・・・・・

収穫できたときは、感無量。近所の方にも配り、収穫を喜びました。

田植え風景

イーハトーボの郷で育った、イーハトーボな味がするお米

こんなお米作りをやりました。"こうやってできたお米だから安全だ"と安心して食べてください。

さいわい岩手県紫波町日詰のそば店「はらぺこ」社長の「うちの店に置いて、自分で売ってみたらどうか」というご好意に甘えて、私の作品を直接提供する機会を得ました。

イーハトーボの郷で育った、イーハトーボな味がするお米です。
私の米作りを支えてくれる多くの先輩・仲間の皆さんに感謝しつつ、おいしい・安全なお米をご提供します。
また、この米作りを応援していただける仲間を募ります。私のお米を食べてくれる仲間を募ります。

夏にはホタルが群舞し、秋にはサケが戻ってくる。そんな自然豊かな、イーハトーボの郷で育った質の高い、おいしいお米を、イーハトーボの心をこめてお届けします。

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