地球環境にやさしい農業をおこなうために、岩手県が定める化学合成農薬・化学肥料を50%削減して栽培したお米です。投与する窒素成分が少ない分お米の食味がよろしいようです。
分づき:3分づき,5分づき,7分づき,白米
おいしいお米が食べたくて、無化学肥料栽培を始めました。訪ね歩いて、「岩手有機の会」というお米の有機栽培では全国に名をとどろかせているグループの末席に滑り込み、諸先輩のアドバイスと援助を受けて、何とか収穫したお米です。本当におんぶに抱っこで面倒を見ていただきました。
暮坪農場では
無農薬・無化学肥料栽培
減農薬・無化学肥料栽培(慣行栽培の8割減農薬=田植えの時に1回除草剤を散布するだけの減農薬)
普通栽培米
そして、トマト栽培、牧草栽培に取り組んでおります。
私の無農薬・無化学肥料栽培米は、紫波町東南部の妙法山から流れ出る沢の源流に近い山際の田んぼで栽培しています。
沢にはイワナが飛び跳ね、夏はホタルが飛び交い、田んぼではカエルが合唱し、ドジョウ、イモリが泳ぎまわっています。
畦畔(けいはん)からはワラビが顔を出します。
耕作放棄されていた田んぼの木を切り、木の根を除去し、原野と化していた荒地を"開墾"し、沢に橋をかけてもらうなど2年がかりの諸作業を通して、なんとか今春、稲の作付けにこぎつけました。まだまだ手をいれなければなりません。
言い換えると、過去8年間はまったく化学肥料の入っていない土地ですから、化学肥料の残効も切れて、折り紙つきの"無農薬・無化学肥料栽培米"です。
除草剤をはじめ、農薬をまったく使わないということは、食べる側から言うと健康この上なく結構なことですが、製造する側から言うと大変なことなのです。
まず、田んぼは雑草の山。除草機を押し、手で除草作業を繰り返す。途中で草に負けてしまうこともありました。・・・・・
収穫できたときは、感無量。近所の方にも配り、収穫を喜びました。