
無農薬・無化学肥料栽培2年目の圃場で栽培するひとめぼれ。
紫波町東南部に位置する妙法山から流れ出る沢水だけを使用した汚染度のきわめて低いピュアーなお米。山の端に開かれた、圃場は、過去8年間耕作放棄され・原野と化していた土地を、新たに2年越しで切り開き、木の枝・根を除去し、新たに沢に橋をかけるなど、苦心の末に稲を作付け。
昨年は、雑草の山に完敗し、1反歩あたり3.5俵しか収穫できず。今年も、昨年以上に勢いを増したヒエ・アゼナなどの雑草との激闘を繰り広げ、現在既に延べ20人以上の草取り部隊を投入。雑草前線はなお、予断を許さない状況である。したがって、足掛け10年間、まったく化学肥料も農薬も入っておらず、また近くからのドリフトもない圃場なので、残効もほとんど考えられない。お米の味は、絶品である。
【反響】「こんな米を今まで食べたことがない」(84歳、米作り70年の当家の爺)「終戦の直後に、始めて白米を食べたときの味を思い出した」(72歳・近隣の町の商店の社長)などなど。

おいしいお米が食べたくて、無化学肥料栽培を始めました。訪ね歩いて、「岩手有機の会」というお米の有機栽培では全国に名をとどろかせているグループの末席に滑り込み、諸先輩のアドバイスと援助を受けて、何とか収穫したお米です。本当におんぶに抱っこで面倒を見ていただきました。
暮坪農場では
無農薬・無化学肥料栽培
減農薬・無化学肥料栽培(慣行栽培の8割減農薬=田植えの時に1回除草剤を散布するだけの減農薬)
普通栽培米
そして、トマト栽培、牧草栽培に取り組んでおります。
私の無農薬・無化学肥料栽培米は、紫波町東南部の妙法山から流れ出る沢の源流に近い山際の田んぼで栽培しています。
沢にはイワナが飛び跳ね、夏はホタルが飛び交い、田んぼではカエルが合唱し、ドジョウ、イモリが泳ぎまわっています。
畦畔(けいはん)からはワラビが顔を出します。

アイガモ農法米…50aの圃場に36羽のアイガモが毎日せっせと田んぼをかき回し、雑草や虫を食べてくれました。
アイガモたちとの協働労働の産物です。今年初めての挑戦なので、うまくいけばいいのですが、心配です。ネットの囲いから脱走したアイガモ君たちを、ネットに戻してくれたり、一緒にネットを張り巡らしてくれたり、成長記録を作ってもらったりと、皆様の応援を得て、生産したお米です。
手取り除草米…この圃場も、山際です。彦部川から5haほどの水田に揚水しているポンプ場を、地区の人たちで清掃し、吸管を川に下ろして、始動。一日がかりで、水路を伐採し・泥をあげ・道路を補修して、農作業をしています。
何しろ、普通自動車の通行が困難な地域。古きよき時代の地域共同体の「結い」=共同労働が今なお残っている集落での、米づくり。温かい地域共同の"こころ"のこもったおいしいお米となるでしょう。